亜鉛ニッケル合金めっきとは?
亜鉛ニッケル合金めっきは、低ニッケルと高ニッケルに分類されます。
弊社で処理しているのは高ニッケルになります。
高ニッケルは、ニッケル共析率が12%~18%と、この3種類の中で最も耐食性がいい条件です。
さらに亜鉛ニッケル合金めっきは、亜鉛めっきより、耐食性が非常に優れています。
めっき上がりで亜鉛めっきを遥かに超える耐食性を実現しており、3価有色クロメートを行なうことで、赤錆発生時間が1,000時間を越える耐食性となります。
亜鉛ニッケル合金めっきの優れた特性
1.めっき単独の耐食性が亜鉛系合金めっきの中で、ダントツの性能を誇る。
2.高温環境での耐食性が優れている。
(200℃、4時間の加熱後にSSTを実施しても耐食性に影響を及ぼさない。)
3.ビッカース硬さ(Hv)が亜鉛めっき120~160に対し、350~450と約3倍。
主な用途
自動車部品
塩水噴霧試験
亜鉛ニッケル合金めっき外観比較
3価クロム化成皮膜処理(3価クロメート)
